フランスにおける営業権 (bail commercial) の法律実務
- 営業権の概念
- 営業権の譲渡手続概略
- 営業権譲渡契約作成における留意点
(最新の判例紹介)
(実務で注意する点、ケーススタディ)
会社を設立し事業を始めようとする際に営業店舗や事務所とその立地条件は顧客を開拓する上でとても重要なファクターですが、営業店舗や事務所の賃貸契約を2年で更新しなければならずそのつど家主に賃料を大きく値上げされるのでは、数年で店舗や事務所を移転せざるを得なくなり安定した事業は営めません。日本と違いフランスでは商人が借りている店舗や事務所で事業を長年営むことができるための有利な規定を含んだ商事賃貸借契約(bail commercial)という制度が1957年から設けられています。ビジネス法コラム第11回目ではフランスの商事賃貸借契約の制度と条件、実務上の問題点を紹介します。
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