vie

大丸パリ駐在員事務所

仕事面

 

しにくい点(困ったこと)

  1. パリジェンヌの出勤は聞くところ一般的に15分遅れが常識とか。でも退社時はオリンピック 100m走のスタート並みに素早いそうです。5分や10分位のことで目くじらを立てたほうが損をします。時に常連の遅刻者の言い訳を耳にします。「今日は 地下鉄が技術上の問題で遅れた」と。私はパリの地下鉄は問題なく、よく動いていると思うのですが、、。
  2. 親しくなれば仏のお取引先でも 商談前に例のビズ-(チュッチュというやつ)というのをや ります。でも困ったもので女性の場合は香水が強すぎてこちらの頭がクラクラ。もっともこちらも負けじと持ち味の加齢臭でやり返すのですが、、。(冗談はさ て置き、チュッチュは避けるわけにはいきません、こちらもしなければ。でも慣れないうちはついつい真正面からいってしまいますよネ。右頬から先、要注意)

しやすい点

  1. 「フレンチタイムの恩恵」
    急な土砂降りの雨や地下鉄の延着などでアポイントの時間に少し遅れても それほど気になりません。(フレンチタイムのお陰:時間にル-ズではなく 時に寛大。)
  2. 仏での滞在許可証取得や社会保障関連の手続きには資料準備など膨大な時間が必要となります が、きちんとさえ整えればうまく行きます。過払いの電話代などの返金についても書式がキチンと整えばOK。さすがこの辺りはたいしたものです。《どこかの 国ではきちんと揃えたつもりでも、この部分がダメとか重箱の隅をほじくり返され うんざりすることが多いのですが、、》
    (最近10年もののカルトセジュ-ルを取得された方からの話)
  3. 「年をとったらこっちのもの」(年は口以上にモノを言います)
    仏では年齢は関係ないと言われます。が、日常生活で時と場合によっては
    意外に年功序列が大切にされているんだなと感じることがあります。
    (どこかの能力主義一辺倒の国とは違って)
    例えば銀行の窓口などでの係員の対応で、このように感じる事がありますが 皆さんはどうですか?

 

 

生活面

 

しにくい点(困ったこと)

  1. ス-パ-のレジ、長蛇の列にはうんざり。「目の前のお客さん、このス-パ-の全商品を買っ てしまううんじゃないの?」と後ろに並ぶ仏人がつぶやいていました。(それくらい支払いに手間取って膨大な時間を費やしています。)待たされている私は 「この人は専業主婦?有職主婦?大家族?小家族?」などと買い物かごを見ながら顧客の購買行動や購買品目を観察する様になりました。人間ってヒマだとどう しても何か考えてしまうんですね!
  2. 日本語はマイナ-な言葉と高を括っていると大変なことに。キャッシュデイスペンサ-で キャッシングに手間取っている仏老婦人の後ろで日本人の若い女性2人がひそひそと話しています。「ほんとに嫌になってしまうの。このお婆さん遅いから」 やっとキャッシングを終えて振り返ったお婆さん、日本語で「ドウモ スミマセン」と。日本語が分かる人は 日本オタクの若者ばかりと思ってましたが、ビッ クリ仰天。日本の諺「壁に耳有り、障子に目有り」、パリでの教訓「フランス人に耳有り」です。

良かったこと

  1. 急いで乗ったエレベ-タ-が故障。なんとか携帯電話で緊急連絡を取りやっと救出されまし た。結果、目的の3Fに行くのに半日かかってしまいました。それからというもの努めて 階段で上るようにしています。そのために足腰がずいぶん鍛えられま した。エレベ-タ-に感謝、感謝。
  2. 喫茶店でボ-イさんを呼びました。「2秒で来ます~!」というから待っていましたが10分しても来ません。フランスでは2秒も10分も同じことだと考えるようにしました。待つことには変わりないのですから。達観。
    今では待ってる間の、このボ-ッとする時間が好きになってきました。問題あるのでしょうかこういう妥協?

 

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